こんにちは、こんばんは。
今日は書籍のご紹介です。
とは言っても、皆さんが想像するような書籍とは少し異なるかと思います。
それが『米国会社四季報』です。
それでは少しご紹介していきたいと思います。
1.米国会社四季報とは
その名の通り、米国の会社の業績や財務諸表などが掲載されている書籍になります。
四季報とありますが、年に4回発行されるわけではなく、年2回(春夏号と秋冬号)発行されています。
四季報といえば、日本企業の情報が掲載された四季報は年4回発行されていますし、若い方は就活の際に就活四季報という書籍を手に取ったことのある方も多いのではないでしょうか。
今回取り上げている『米国会社四季報』これの米国企業版と思っていただければイメージが付きやすいかもしれません。
2.米国会社四季報の良いところ
自分としては主な良い点は以下3点だと思っています。
●連続増配銘柄などのランキング
●掲載銘柄の情報が見やすい(頭に入りやすい)
●見たいときにパッと確認できる
(1)連続増配銘柄などのランキング
米国株の個別株投資に関心のある方の多くに配当金の安定・利回りの良さを挙げる方が多いと思います。自分もその一人です。
そして、色んなサイトやブログを拝見するのですが、1社1社の情報はよく理解できるのですが、一覧化して把握するのは中々難しいです。
また連続増配年数などは配当金の安定性の観点で重要な要素になりますが、他の会社との比較が難しいです。
その点、米国会社四季報は非常に優れていると思っています。
(2)掲載銘柄の情報が見やすい
これも個人的にはすごく大きいです。
慣れている方はそう感じないのかもしれませんが、まだ米国株に関しては投資歴の短い自分はWebサイトや証券会社の情報は日本株に対してかなり読みにくいと感じています。
時間をかければ理解はできるのですが、正直非効率だと考えています。
その点、米国会社四季報は非常に読みやすくパッと大まかな指標や知りたい情報が把握できるので重宝しています。
(3)見たいときにパッと確認できる
これは完全に自分の私見かもしれません(笑)
概ね理解しているものでも少し確認したい、一瞬だけみたいというときに手元にあるというのはやはり便利です。
Googleでも調べればもちろん分かりますが、付箋をつけている書籍だと断然お手軽です。
このスピード感・手軽さは書籍の価値だと考えています。
3.米国会社四季報への苦言
他方で、全く思うところが無いわけではありません。
例えば以下のような点があります。
●価格が高い (1冊3,300円)
●大型株以外の情報量が少ない
●ETF情報の少なさ
(1)価格が高い (1冊3,300円)
これは分かりやすいですね。
投資関連の書籍で1冊3,300円は正直高いです・・・
正直購入にやや悩むこともありますが、ここは仕方のないところでしょか。自分達ではどうしようもないところなのでここは個人個人で価値判断するしかありませんね。
自分は米国株投資を行う上で、必要且つ有益な支出であると判断して、先行投資として割り切っています。
(2)大型株以外の情報が少ない
これもやや気になっています。
誰もが知っている有名な超大型銘柄はとても詳細に情報が掲載されています。
対して、大中型銘柄に関しては少し情報量が少なくなっています。
ページ数やコストの問題などあるのでしょうが、もう少し詳細に取り上げる銘柄を増やしてもらえると嬉しいかなという印象です。
(3)ETF情報の少なさ
これも気になっています(笑)
最後の方に掲載はされているのですが、銘柄数・情報量ともにかなり少ないです・・・
元々個別株情報の掲載を大前提にしていると思うので致し方ないのでしょうが、個人的にETFにも関心を持っている自分としてはもう少し取り上げてくれる情報を増やして欲しいと言うのが正直なところです。
4.自分の総括
色々と述べてきましたが、米国会社四季報。
自分としては、『米国株投資に興味があって始めたい方』、『始めたばかり、初めて間もない方』、『既に経験を積み、業績や配当、各指標を確認したい、新たな優良銘柄を発掘したい』。
いずれも方にとっても、それなりに高い価値を見出してくれる書籍だと考えています。
ぶっちゃけ行っても行かなくても良い、飲み会1回分の金額で1冊(半年分)賄えます。
そう考えると、広義な意味での自己投資の一助として購入を考えてみる価値のある書籍だと思います。
自分は現在、米国株を中心とした外国の高配当株・連続増配株への投資を自分のメイン投資先としているのでこれからも一度読者とさせていただくつもりです。
富裕層に俺はなる!
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