こんばんは。
最近、本業が激務で時間の感覚が壊れつつある俺です。
今日は『貸株』について考えてみます。
なぜかというと、理由は簡単。
15日に俺がメインで使用しているSBI証券から貸株金利が入金されていたから。
入金日 | 入金額 | 摘要 |
18/10/15 | 1,046 |
入金額は上表の通り。
1,046円を多いとみるか、少ないとみるか議論はあろうかと思いますが、俺としては何もせずに1,000円の収入はアリかなと考えています。
メリデメがある制度なので一度貸株について今後の方針も含め考えてみた。
1.貸株とは
そもそも貸株とは、自分の保有している株式を証券会社に貸し出すことで貸出金利を証券会社から受け取れる制度です。
【引用:SBI証券 HPより】
証券会社によって、制度を実施しているか否かは異なる。上記のSBI証券の他、楽天証券やマネックス証券などが導入している。
また銘柄によっても金利はまちまちであることが多い。
(1)貸株のメリット
貸株の制度のメリットは主に以下のようなところか。
●貸出金利を受け取れる
●貸出中もいつでも株式を売却できる
●株主優待や配当権利も設定次第で逃さずに受け取れる
(*一部設定が必要であったり、リスクもある)
●貸出金利を受け取れる
当たり前だが、やはり最大のメリットは金利を受け取れるところだろう。
貸出金利は銘柄によって異なるが、年利0.1%~10%とまちまちである。10%は数値だけ見るとメチャクチャお得だが、新興株(変動が大きい)が多いのでリスクも相当にある。
それでも、銀行預金の超低金利時代(普通預金で0.001%、定期預金で0.01%が主)にはやはり魅力も大きく、資産運用の観点では検討の一考はあってよいだろう。
●貸出中もいつでも株式を売却できる
また貸出中も売却に制限はない。これも何気にありがたい。
貸出中の銘柄がそもそも自分の保有する条件から変わった時(業績悪化や減配など)や急遽お金が必要になった時にそのままその株式を売却できる。ペナルティはない。
この自由性は顧客としては大きなメリットだ。
●株主優待や配当権利も設定次第で逃さずに受け取れる (*一部設定が必要であったり、リスクもある)
証券会社によって少々異なるが、多くの証券会社は株主優待や配当金を逃さずに受け取れる制度を設けている。
例えばおれがメインで使用しているSBI証券では「優待優先」と「金利優先」の2つのサービスを選択できる。
ここで「優待優先」を選択しておけば、株主優待の権利日前に自動で貸株を解除してくれる。それによって株主優待の権利をもれなく取得することが出来る。
(*「金利優先」を選択した場合には貸株金利を優先してしまうので株主優待の権利が取得できないので注意)
ただし、SBI証券の場合には「優待優先」の言葉通り、『株主優待を導入していない企業で配当金の権利を取得したい』場合にはこの2つのサービスのどちらでも自動対応ができない(自動で配当金の権利取得する設定ができない)。
その為、権利日前に自身で手動で貸株を解除する必要がある。
面倒と言えば面倒だが作業としては5-10分で月1・2回の話なので個人的にはデメリットとまでは感じない。
確かに、これを失念してしまうと大きなデメリットなので不安な人は『優待+配当銘柄』や『優待のみ銘柄』で実施するとか、権利日前ギリギリではなく少し早めに解除するなどいくらでも方法はあると思う。
『時は金なり』という言葉もあるので否定は出来ないが、殆どの方はこのくらいはできるのではないだろうか?
長くなってしまったので今日はここまで。
デメリットはまた追って検討したい。
富裕層に俺はなる!
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