【貸株】SBI証券から 受領。自分の方針

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こんにちは、こんばんは。

早いもので2019年もあと1ヶ月ちょっとです。

本当に時が立つのが早すぎです。

そんな中、今日は貸株について改めて考えてみました。

貸株についての詳細やメリット・デメリットについては以前の記事でご紹介しておりますのでよろしければご覧下さい。

●貸株のメリット :前の記事

●貸株のデメリット:前の記事

1.2019年 貸株収入 (11月23日現在)

自分はSBI証券で貸株を資産運用の一部として実施しています。

早速ですが、2019年のか貸株収入は以下の通りです。

如何でしょうか。

この9,567円という金額に対して受ける印象は人それぞれかと思います。

●貸株で約10,000円、メチャお得

●貸株リスクを背負って約1年で10,000円足らず。割に合わない

などなど、色々なご意見があろうかと思います。

実際に1年ほど続けてきた自分としては結論

『留意すべき点はあるが、割とアリなのでは』

と考えています。

以下、少し振り返りもしつつ、考えてみたいと思います。

2.貸株で留意した点

(1)貸株実施の範囲

SBI証券では日本株の多くの銘柄が貸株の対象になっており、そのほとんどが年利0.1%に設定されています。

銘柄によっては1%や3%といったものもありますが、様々なリスクもあるので貸株の金利だけを狙っての保有はお薦めしません。

あくまでも通常に保有している銘柄の貸株金利がたまたま高かったらラッキーくらいの感覚がベストかと考えています。

そして自分は保有している日本株のうち、一部の銘柄のみ貸株を実施しています。

また、SBI証券では独自のサービスとして『米国株貸付サービス(カストック)というものがありますがこちらは検討した結果、一切実施していません。その理由をお話していきます。

(2)貸株実施の際の検討ポイント

自分が貸株を実施する際には以下の2点を重視しています。

●手間がかからないか

●株主優待のデメリットを受けないか

具体的にどういうことなのか。

①手間がかからないか

貸株は基本的に設定したら何もしなければずっと貸株設定のままになります。

それで問題のない銘柄はよいですが、例えば配当金(株主優待なし)を受け取りたい場合には、権利取得日に一度設定を解除して権利取得後に再度設定し直すという作業が必要になります(証券会社によって異なりますが、SBI証券では必要になります)。

厳密には配当金相当金というものが証券会社から入金されるので仮に設定を忘れても大幅に損することはありませんが、税金の関係からは明らかにデメリットがあります。

特に金額が大きいほどそのデメリットは見過ごせないので自分は設定を権利付確定日前後に『解除⇒再設定』を行っています。

問題はその頻度です。

日本株は殆どの銘柄が、配当金の権利取得が1・2回です。従って年に1・2回です。従って手間はかなり少なく時期も固まっているのでほぼ作業時間はありません。

他方で、米国株は年4回の配当金支払いがある銘柄が多くその月も結構バラバラです。

正直年に4回、しかも配当金受取月がマチマチとなると毎月のように『貸株解除⇒再度設定』を行うことになります。

これは流石に面倒くさい・・・

従って、自分は配当金受取を目的に保有している日本株の一部に限り、年1・2回の作業を行うのみで貸株金利を受け取っています。

作業も1回5分程度でしょうか。これはいわゆる不労所得ですね!

2.株主優待銘柄

こちらは配当金のみの銘柄よりも注意が必要です。

配当金の場合は万が一設定解除を忘れても配当相当金が受け取れましたが株主優待にはそういった補填制度はありません・・・完全に損になります。

しかし、SBI証券ではこれを防止すべく、「優待権利自動取得サービス」というものがあります。

すなわち、株主優待を導入している銘柄の権利取得日に自動的に権利を獲得するように一時的に貸出を解除・再設定を行ってくれるものです。

しかも無料で。

株主優待だけを目的に投資している場合、もしくは株主優待と配当金とが同じタイミングで権利取得される銘柄には非常に便利です!

この優待権利自動取得サービスによって一時的に解除された権利月に配当金もある場合、同時に解除したことになるので自分で追加作業する必要はありません。

ただし、1点注意点があります。

株主優待に長期保有制度が導入されている銘柄です。

長期保有制度はその名の通り、株主優待を取得するために長期保有を必要とする、もしくは長期で保有すると通常よりも待遇の良い優待を受け取れるようになるといったものです。

そしてこのような制度を導入している銘柄においては貸株はオススメしません。

貸株は貸株金利を受け取る代わりに、その期間は株を証券会社に貸していることになります。つまり、保有し続けている状態でなくなることから上述した長期保有の条件を満たさなくなる可能性があります。

これには諸説あり、そんなことは無いとか、端株で1株だけ保有していればよいとか色々な話がありますが、どれも確証がありません。

貸株金利自体はあくまでもオマケ程度の不労所得を得ることを目的に実施しており、本来的な目的である株主優待の長期保有権利を失うことは本末転倒でしかありません。

自分は株主優待の長期保有制度を導入しているにおいては一切貸株を行っていません。

3.今後の方針

如何だったでしょうか。

貸株について関心のある方に少しでもご参考になれば嬉しいです。

もちろんデメリットやリスクもありますが、自分としては年に1・2回、1回5分ほどの作業で年10,000円の不労所得はまぁ悪くないと思っています。

10,000円は誰もくれませんので。

ただし、上述してきた理由から保有株全てにおいて貸株をやろうとは思いません。完全に割が合わないので・・・

少額ながら自己資産を増やすオマケ的な運用として細々と貸株を行っていきます(笑)

富裕層に俺はなる!

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