こんにちは、こんばんは。
今日も不労所得として分配金をいただいたETFのお話をさせていただきたいと思います。
今回の銘柄ですが、こちらもまぁ米国株投資においては人気のあるETFであるVYMになります。
前回の記事で取り上げたSPYDと同様に、投資として非常に高いパフォーマンスを、特にインカムゲインを重視している方に人気のあるこの銘柄についてみていきたいと思います。
1.VYM ~人気・おすすめの米国ETFの一つ~
今回、VYMからいただいた分配金は以下の通りです。
今回分配金合計:850円 (12枚を所持)
源泉徴収額 :239円 (外国源泉含む)
税引後受取額 :611円 (日本円換算) *米ドルでは5.69ドル
受取額としては日本円ベースで600円ほどと金額としては少ないかもしれません・・・
しかし、これでも立派な不労所得です。
そしてわずか600円と金額としては少額ですが、れっきとした所得であると考えています。
そしてこのお金は誰もくれませんし、昼食1食分ほどの金額になります。
これを不労所得として受け取れていることはお金持ちへの確実な一歩であると信じています。
(1)VYMの概要
ここで少し自分も投資しているVYMについてみていきたいと思います。
●販売元:Vanguard社
世界的な大手運用会社です。米国株投資をしている方で名前を知らない方はほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか
●ファンド概要:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。同指数はFTSEグローバル・エクイティ・インデックス・シリーズの米国コンポーネントの派生インデックスであり高い配当利回りの銘柄で構成されている。 (SBI証券 HPより参考)
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスはFTSE Russellが公表する米国株式市場における配当利回りが上位の銘柄で構成された指数です。
REITが除外されているのも一つのポイントです。
そして構成銘柄の比率は時価総額加重配分であり、構成銘柄数は多いものの、時価総額が上位の銘柄にやや集中する傾向にあります。
因みに、2021年4月6日現在のVYMの銘柄構成の上位は以下のようなものになっています。
(参考:SBI証券 HPより)
米国を代表する銘柄且つ高配当の部類に位置付けられている銘柄が並んでいます。
安定感が感じられますね!
結果として、VYMの構成銘柄数は約400前後。
個人的に分散という観点では十分すぎるレベルだと思います。
●経費率:0.06%
ETFは銘柄入替などを行う関係から個別株と異なり、経費が掛かることになります。
ここは投資信託の信託報酬などと同じイメージですね。
そしてその割合は0.06%と極めて良好(低い)水準だと思います。
長期投資においてはこのコスト管理も非常に重要になってくると考えていますが、この0.06%は投資商品として非常に優秀な水準だと考えています!
因みに、前回の記事で取り上げたSPYDは0.07%でしたが、正直この差は誤差の範囲であり、あまり気にするレベルではないと思います。
2.VYM ~株価・配当利回りなど指標面~
●1単位価格 :102.35ドル(2021年4月5日時点)
●1単位分配金:分配金推移は以下の通り (SBI証券 HPより)
少し見にくいかもしれませんが(SBI証券さん、ゴメンナサイ)、個人的に注目したのは以下の点です。
(1)2021年3月の分配金
今回自分も受取ました分配金である2021年3月分ですが、1単位あたり0.6564ドルでした。
これが多いのか少ないのか評価は人によって異なるのでしょうが自分としては予想よりも多い金額でした。
因みに、1年前の2020年3月分は0.5544ドルであり、前年同月比では約118.4%増という内容でした。増配率としては十分すぎるレベルだと考えています。
(2)これまでの3月期の分配金実績
その前の2018年・2019年の3月期の分配金実績を見ても、今回の0.6564ドルは非常に多い金額になっています。
そして例年VYMは3月期の分配金が他の期に比べて比較的抑えられている傾向にあります。つまり2021年の6月以降の期に、増配も期待できるのではないでしょうか。
これは素直に評価できますね!!てか、よろしくお願いしますm(__)m
(3)VYM 他の米国ETFとの比較
そしてよく出てくるテーマとして他の米国ETFとのパフォーマンスの比較があります。
よく比較の対象となるところでいうと、前回の記事で取り上げたSPYDやHDVといったところでしょうか。
どのETFが最も優秀なのか、これは非常に難しく大きなテーマだと思います。
が、個人的にはここの比較にそこまで大きな意味はないと思っています。
これらはどれも大きく分けると、米国の代表的な指数に連動することを目指していること、比較的分配金(配当利回り)の高い銘柄で構成されていること、経費率の低いETFであるという点はある程度類似しており、個人的には高く評価できる部分だと思っています。
まぁ厳密には、採用銘柄やその数、株価そのものを含めたパフォーマンスの違いなどはありますが、ハッキリいって自分のような凡人にとってはここで最高の銘柄を選び最高のパフォーマンスを上げることは無理です・・・
まぁあえて言えば2020年のコロナショックにおいてはどのETFも大きく暴落しましたが、その中でも比較的下落率が低く、且つ早く回復したのは今回取り上げたVYMでした。
株価の安定感という点では最も良いパフォーマンスを残していますが、反面利回りという点ではSPYDやHDVなどにやや劣る傾向にあります。
中々完ぺきな商品はなく、何を優先させるのか、ETFも一つに集中するのか、分散させるのか何が正解なのかは正直誰にもわかりません・・・
まとめると、正直どれも優秀な部類の銘柄なので、個人的にはそれらにコツコツと投資を継続して持ち枚数を増やしていくことが最も重要だと思っています。
そしてこれらの銘柄に注目して投資・継続している方は現在の日本社会において基本的には勝ち組と言えるのではないでしょうか?!
3.自分の方針
上記でも少し触れましたが、自分としては基本的にはVYMは長期保有且つ継続的な買い増しの戦略で臨んでいきたいと考えています。
しかし、単価が100ドルを超えてきたことから容易に買い増しをすることが出来なくなってきたのが悩みの種です・・・
2021年3月期の分配金実績は予想を超えるものであり素直にありがたかったです。
ETFの分配金も個別株の配当金同様に不労所得であり、個人的にはここのキャッシュフローは少しずつしかし確実に増やしていきたいと考えています。
コロナショックからも株価は基本的に回復しており、やや割高な水準に見えますが、基本的に長期投資のスタンスであること、米国株価の指数は長期で見れば基本的には右肩上がりになっていく指標だと考えており、少しずつ確実に枚数を増やしていきたいです。
そして投資初心者、米国株投資に関心のある方にもおすすめの一つのETFだと思います。
上述したように安定感という点では高配当ETFの中でもトップといってよい銘柄だと思いますので、少し利回りが下がってでも安定感を重視したい方はまずVYMから投資を開始するのも有効な戦略だと思います。
富裕層に俺はなる!!
コメント